劇場版 PEACE MAKER 鐵 ~友命(ユウメイ)~ 感想!

この先を友が歩いてくれるのならば

劇場版2部作後編

 ということで鳥羽伏見の戦いをメインにした劇場版PEACEMAKER鐵の後編である作品「劇場版 PEACE MAKER 鐵 ~友命(ユウメイ)~」見に行ってきました。全編はまさかの油小路事変のスーパーダイジェストがあったけれども本作はダイジェストなしで鳥羽伏見の戦いが描かれている作品となっている。

 本格的に新選組と幕府の運命を分けることになった戦いである鳥羽・伏見の戦い。それぞれの心と体に傷を残す戦いになっていたところは大きいだろう。次々と銃撃されて散っていく仲間たち、そして沙夜を真実的には奪われてしまった鉄之助。 結局離れることのできない鉄之助と新選組という存在。時代のうねりとそれぞれの思いが交錯する中でここで選んだ運命こそがそれぞれの最終的な運命を決することになったといっても過言ではないかもしれない。

 これにてPEACE MAKER 鐵完結というわけでもなくそれこそ作品的なことを言えば鳥羽伏見の戦いが切り取られて映像化されただけというところ強いというかあるからなぁ。だからこそ物語的な完結ではなくて一つの章に区切りがついたという印象の強い作品ではあったように感じられるところではある。だからこそ大きな物語が終わったという感じはしないかなぁ。

 後篇の主軸の一つが鈴の復讐劇だった。鉄之助をどのように貶めるのか考えに考えての行動。沙夜の見受けをしたり、新選組そのものを鉄之助の心の牢獄にへと変貌させていく。鈴のゆがんだ行動はこれから鉄之助をじわりじわりと追いつけていくことになるのだろう。決着がつくときはそれこそ函館の後になるのだろうし…。そういった意味では今回のことはほんの些細な始まりの一つでしかないのだろう。

 もう一つの主軸が烝の存在だろう。この作品にとって烝は主役といっても過言ではないと感じられるつくりになっていたようにお思える。過去と現在の変化鉄之助が与えてくれた一人の人間としての喜び悲しみ感情。捨ててきたはずなのに復活した感情は鉄之助たちと過ごすことによってかけがえのないものへと変化したと。それがじっくりと烝視点で言い表されていたように感じられるところではあった。最後に伝えた言葉はそれこそこれから先の鉄之助を救い出していくことになってくるのだろう。

 ラストに提示された映像。それこそキービジュアルでは隊服は羽織ではなく洋服へと変化していたわけではあるが、本編では一瞬たりとも出ることなく終わっているわけではあるし、キービジュアルと合わせてこれから先を描く用意はあるということではあるかな? さすがに今2部作と同じペースだと函館に行くまでに4回はかかるだろうから、原作同時完結という形でTVシリーズでとなるかも…?

 運命の分岐点たる鳥羽・伏見の戦い。これからの運命を宿命づける戦い。そん宿命が解き放たれたときにこの瞳は何を映し出すことになるのだろうか?

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