劇場版 K SEVEN STORIES Episode 4 「Lost Small World ~檻の向こうに~」 感想!

退屈でくそったれな世界へ

劇場版第四弾

 と言うことでOVA劇場上映シリーズ兼TVシリーズ先行型かもしれない劇場版新シリーズである『K SEVEN STORIES Episode 4 「Lost Small World ~檻の向こうに~」』見に行ってきました。折り返しと言うかここからが後半戦スタートになる。と言うこともあって4作目5作目には人気の高いキャラクターの過去が描かれている話になっている。

 しかしながら改めて見てみると各エピソードの吠舞羅率がたけぇ。6エピソード中3エピソードが吠舞羅に続く道になっているし、礼司と尊はほぼ皆勤賞状態になっているし、本編に対する補完の意味合いが大きいシリーズではあるけれどもここまで来るとすべての始まりは吠舞羅ともいえなくもないように感じられるところではある。

 アイドルKはjungle篇。はじめて幹部処がきっちり揃ったクラウンの登場に驚き。なんだかんだで似ているのか似ていないのかその結末は本編に委ねられている訳ではあるがおにぎり買収は今回も健在処。歴史は違っているからこそ流も踊っているので電動車いすに乗っていない流が見られ雨乃はこの作品だけになっている。
 しかしながら本編の歴史も組み込まれたシリーズになっているから、アイドルものとして似つかわしくないくらいに歴史が早大になってアイドル事務所同士のカナン形成も掘り下げるととんでもないことになりそうな歴史も垣間見えたように感じられるところではあったり。 
 これを掘り下げると本編並みのTVシリーズを展開することが出来てしまいそうでなんだか怖い。

 しかしながら次回のメインは猿比古と美咲の2人なんだよねぇ。事務所に居ても不思議ではニア2人が個別で説得することになるとはちょっと驚き。今までの事務所めぐりで2人も当然強制的参加だと思っていたからなぁ。

 本編のメインはアイドルKの次の回と言うことで猿比古と美咲の出会いが描かれる話となっている。中学生時代まだ何も知らなかった頃の2人がどのように関係性を深めていくのかと言うところを重点的に描き出した作品となっている。

 しかししながらクランを離れれば離れるほど一般そうになればなるほどにjungleの影が大きくなっているように感じられる作品でもあったかなと思う。いかにjungleが一般そうにまぎれて自分たちの目的を遂行しようとしているたのか?裏側でどんなに暗躍しようとしていたのかというところがはっきり出た形になっていると思う。

 本作では美咲の家族構成と猿比古の家族関係が提示されるのが印象的だ。どちらかといえば美咲は言葉として構成が明かされるぐらいだったけれども、猿比古の家庭はしっかり描写されている。それによって猿比古がどうしてこうなってしまったのかと言うか猿比古が猿比古になった一端が明かされる作品ともなっている。
 特に猿比古と父仁希の関係は兄弟のようにも見えつつも一線を画した他人のようにも見える。完全な歪な関係性だった。もしも猿比古が父の存在を超えることが出来ていたとするならば猿比古と言う人間は大きな変貌を遂げることになっていたのだろうか?

 猿比古と美咲の関係を深めると言うところを描写するために用意されたのが猿比古の又従姉妹の阿耶の存在だろう。彼女を通すことによって彼女が手にすることの出来なかった猿比古の感情を描写している。かつ彼女がとることの出来なかった感情をどうして美咲が手にすることが出来たのかと言うところが強く描き出されている作品ともなっている。

 物語りは猿比古と美咲が吠舞羅に入るまでが描かれている。猿比古がいろいろとjungleに対して嗅ぎまわっていることを流れは知っていたわけではあるし、そう考えると流れの計画は本当に社と言う存在を読み間違えたくらいで順調に進んでいたのだなと感じられるところではある。

 猿比古と美咲が仲たがいする以前の2人の物語。お互いに自分の知らない刺激を手にすることが出来た関係性。この関係性は外れることがなかったとしたら本当に夢に描いた2人が世界を変えることも十分できていたかもしれない。

 次章 「メモリー・オブ・レッド 〜BURN〜」 2018年11月3日公開予定
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