映画 KUBO/クボ 二本の弦の秘密 感想!

物語りを語らう三味線

ライカによるストップモーションアニメ

 ということで「映画 KUBO/クボ 二本の弦の秘密」見に行ってきました。ストップモーションアニメを製作しているライカによる4本目の作品であり日本公開作品としては3作品目となる作品。いわゆるコマ撮りによって作られたアニメ作品ではあるけれども、これCG使ってマースと言われても分からないくらいのクオリティの高さがこの作品の一つの特徴であるかなと感じるところだ。

 ストーリーは王道路線喝日本が舞台となっている作品でありちょっとアジアンテイストが強い日本が描かれた作品となっているように感じられるところではある。激しいアクションシーンとかはそれこそアニメとしては表現しきれていないところもあるわけではあるのだが豊かな表情を持つキャラクターたちの物語がこの作品を引っ張っていっているように感じられるところではある。

 登場人物は少ない分よりその最小単位で作り上げることのできる「家族」の物語として全体的に仕上げられてきたように感じるところである。父や母という一等親の話ではなくて叔母や祖父が関わってくるのは物語りとして珍しく感じられたところではある。だからこそより一等親の親子愛というものが強く押し出されていたように感じられるところだ。

 動きも滑らかかつ違和感なくさらにはロケーションも豊富であったと感じられるところだ日本が舞台ということもあってか春夏秋冬を表現したかったのだと感じるところではある。あんな雪山どこにある?と言ってしまったら終わりだけれども東北から上っていって京都で折り返しているという感じでクボたちは旅を下かなと感じるところ。

 登場人物はほとんどやさしい人物で構成されているのも特徴だ。悪役として登場した月の帝も最終的には無害なじーちゃんになってさらには村人たちによい人だったといわれてそのように暮らしていくことになるわけだし、徹底して悪役でありさらには罪人であるのはそれこそ叔母である闇の姉妹だけだったように思う。 父も母も手に掛けているのはこの闇の姉妹だけであるし作中で倒されているのもこの2人だけ。だからこそ悪役の少ない作品ではあったと感じられるところ。

 クボと仲間たちの物語に見えてクボと両親の物語りだったのは予想外ではあったかな。サルは兎も角としてクワガタも家族だったとは。しかしながら祭りでの出来事が後半への伏線に使われていたということではあるのだ。

 親子3人で暮らすことが出来なかったからこそ姿を変えて記憶を上書きし新たな形ではあるが家族として一緒に過ごす。親子間の絆はそれこそどんな形であれ強く結びついているということへの表現でもあると感じられるところではある。

 二本の弦の秘密は一本が母親の髪の毛、もう一本が父親のもので最終的にもう一品自分の毛から作り出し親子の意味合いを強めたというところではあるけれども、ストーリーライン的にこのサブタイトル原題にもあるがいらないような感じもしてくる。これ自身が作品の核を握っている訳ではないので、妙な違和感を感じてしまうように思えたところ。

 ストーリー自体は王道路線喝コンパクトに収まっている作品であると感じられるところではある。だからこそ驚きめいたものが欲しかったかなと感じられるところだ。大人路線のような子ども路線のようなどっちにもついていない感じではあったのでどっちTかに弾けてほしかったかと思えたところ。
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