劇場版 ハル 感想!

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WIT STUDIOによるオリジナルアニメーション

 IG6課にいたスタッフ陣が独立して立ち上げたスタジオであるWIT STUDIOによるオリジナルアニメーション「ハル」見に行ってきました。 この作品は初物尽くしなところが特徴的かなそれこそWIT STUDIO初の劇場用アニメーションですし監督の牧原亮太郎監督は初監督ですし脚本の木皿泉さんはアニメ脚本を初めて手掛け手いる作品ですしキャラクターデザイン原案の咲坂伊緒さんもこれが初めてのアニメとのかかわりになっているので。
 恋愛作品ということとキャラクターデザインが咲坂伊緒さんってこともあってか劇場では女性の方が半分以上を占めていたのも特徴的ではありました。この作品が進撃の巨人等々で番宣していたことも大きいかな?

 オリジナルの恋愛作品しかも女性向けの作品はとんと見なくなってしまっていたので上映時間が約1時間と短いながらもこうしてオリジナル恋愛アニメを見ることが出来るのは幸福なことなのかもしれません。
 あと驚いたのがパンフれっとのサイズが大判コミックスくらいの大きさしかなかったことかな? スタッフの記載も主要スタッフしか記載がなかったのは非常に残念なところではありますが、それとサイズも含めて女性向けなのだからかもしれません。

 WIT STUDIOが「進撃の巨人」を同時期に制作しているからかもしれないですが、少し尺不足は感じるところだったかなぁ? もう少し尺に余裕を持たせていればハル本人やくるみの内面にスポットライトを当てることが出来たと思うし何よりも「ロボハル」と「くるみ」の交流をより深いところまで描くことが出来たように思うところ。
 だからこそ個人的には1クールくらいのTVシリーズでこの作品を見てみたかったなぁと。そうすればより広く深いところまで描くことが出来たと思えるしこの作品の最大のトリックもより生かせる形になっていたように思うので。
 協力スタジオにユフォーテーブルやたしかシルバーリンク等々が参加していたことやスタジオ自体がIG6課チームだからなのか物語をフォローをするように演出や動きが丁寧に描写されていたのは個人的に感心したところだった。 一番はやはりくるみのボタン付けのシーンでそれを感じた。 あのセリフはないけれどもあのボタン付けのシーンを丁寧に描写することによってくるみやハルの心情に深みを与えることが出来ていたかなっと。

 物語は「ロボハル」と「くるみ」の2人のもの物語と言っても過言ではないのだけれども少し「くるみ」側の描写が少ないなぁと思っていたところにあのギミックだったのであの描写の少なさはわざとやっていたのかなと思うところ。 種明かしをされればそれこそ最初から分かるように演出がされていたわけだし…。 
 あとこの作品はほんとハルとクルミを取り巻くというよりはハルを取り巻くじーちゃんばーちゃんたちの元気の良さに目が行く。 ほんと気のいいじーちゃんばーちゃんばっかりだしある種理想的な年の取り方をしている人たちばかりなのは見ていて元気をもらえるような気持ちになれる。

 
 くるみは、CM等々でもそれこそ一番出番のある主人公で内面描写も多そうな感じで事前告知がされてきたけれどもまさかそれ自体引っ掛けだったのには気づかなかったなぁ。 それこそくるみに対する描写不足を感じたのはやはりそういった事前のクルミに対する演出によってイメージが形作られていたことに起因するのかもしれない。
 思い起こせばそれこそ「くるみ」の方がロボであると分かりやすく演出がされているのだが、こうしたひっあっけを劇場版でするのは珍しいなと。
 くるみではない存在だからこそくるみを模倣していたからこそハルは自分で自分を許すことが出来たのか。このあたりは考える余地があるけれども、川での描写を見る限りはそれこそくるみ本人の意識がくるみ(ロボ)を通してハルに伝わっていたようにも思えるし逆に言えばロボのくるみもくるみ本人と同じようにハルに対する気持ちを持っていたのかもしれないなぁ。 しかし一番気になるのがいくら自分自身をロボと誤認して現実逃避をしたとはいえハルに違和感を持たれることなくくるみとしてQ01を作り替えたのかってところかなぁ。特にハルとの思い出はあの記憶媒介だけでは作り上げることはほぼ不可能だし…。くるみのじーちゃんやQ01もくるみと接触しているからその辺りで補完しているのかな?

 ハルはそれこそロボハルではなくて人間のハルだったわけですが…くるみとケンカ別れしてしまったことが彼を現実逃避させることになってしまったのは兎も角やはりハルが人間に戻れたのはやっぱりくるみに対する「贖罪」が叶ったからかな。それこそロボハルとして行動していた時はくるみの幸せをくるみが願ってルービックキューブに描いたことを実行するように行動していたし彼女を不幸にしてしまった分をどうン身化して取り戻そうとしたのかもしれない。だからこそ最初から分けっていて現実を割けたとしても偽の存在だと気づいていたとしても贖罪をする機会チャンスを選んだのかもしれないなぁ。

 2人はすれ違ったまま分けれてしまってその隙間を埋めるように交流がなされて最終的にハルの心が救われることになったけれどもとなるとやはりくるみの描写は謎めいているなぁ。 本人の気持ちがくるみロボに入っていたのであればそれこそ納得は行くけれども。

 ハルとリュウの関係とかより深いハルとくるみの関係はそれこそコミカライズ版の方で描かれるかもしれませんね。 ほんとこの作品が1クルのTVアニメだったらなぁ。 しかしながら咲坂伊緒さんのアオハライドをこの制作チームでアニメ化しそうな気もするのでそっちの方にも期待したいところではありますね。
 描写不足なところもあったけれども作品単体としてはしっかりと楽しめたし、またこの作品をきっかけとしてオリジナルの恋愛アニメもより見てみたいところではあります。
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