劇場版 攻殻機動隊ARISE -GHOST IN THE SHELL- border:1 Ghost Pain 感想!

そこにいるはずのない亡霊



新たなる攻殻機動隊

 ということで公安9課設立前の素子たちを描いた作品である「攻殻機動隊ARISE -GHOST IN THE SHELL- border:1 Ghost Pain」を見に行ってきました。 劇場版シリーズとしては5度目となるこの作品は原作・押井版・神山版に続く4つ目の攻殻シリーズとして公安9課設立前の素子たちが描かれる新たなシリーズとなっています。
 それに伴いシリーズのキャスト主要スタッフが一新された本作品はある種本当の意味での新たなる攻殻機動隊として立ち上げられたシリーズだと思います。 それこそ今までのシリーズのファンもそして新規の人間も入ることが出来るようにシリーズのエピソードゼロから始めたわけですから。

 機動戦士ガンダムUC・宇宙戦艦ヤマト2199と同じく劇場・ネット同時公開+翌月DVD販売という手法を取っているだけにネットで見た人も多そうだ。 個人的にはパンフレットや劇場限定の小冊子を貰うことが出来る分劇場一択ではありましたが。
 
 しかしながら劇場側の設定か元々が悪いのかは分からないけれども(劇場上映のCMは普通だったから確実にフィルム側だろうとは思う)音響がものすごい爆音だったのは気になったというか辛い部分だったなぁ。爆発音なんてほんと耳が痛くなるくらいだったのでこのあたりは2章目から変えてほしいところではあります。 見終わってもそれこそ電脳が揺さぶられたんじゃないかと思えるレベルだったので…。

 動画工房・スタジオカラー・アニスタ神戸・旭プロダクション等々が今回の1話目に参加。 カラー参加はやっぱりIGがエヴァの手伝いをしているからなんだろうなぁ。 原画マンに沖浦さんの名前もあったことも忘れてはならない。

 1章目ということもあってか物語はほぼ「素子」を見せるために用意されていたように思えるところ。 まだ9課も設立されていないしトグサやバトー・パズは登場するけれども自分たちの事件を追っていたら素子にたどり着いた部分で出会ったことの方が大きいですしまだ全員登場していないのでこれからどのように時間を重ねて9課を作り上げていくのか気になるところ。
 1章単位では1話完結式になっているけれども大きなくくりでどのようにつなげていくのかも気になるところだなぁ。 9課が作られる過程を見ることが出来るとは言っても、そのままバトーやトグサを交流を重ねて9課を設立させても面白くはないから3・4章目あたりは何かギミックなりどんでん返しなりが用意されていそうなところではあるかな。 冲方さんだから真っ直ぐ進みつつも感情面で大きく動かすことも展開としては十分ありそうです。キャラクターデザインやCVが変わったことをフックニしたどんでん返しをしてきそうだとは思うのだけれども脚本が冲方さんだしそれはやっぱりないかな?

 さて一章目は陸軍501機関に所属していた素子がメインだったわけではありますが、今回の展開で一番のギミックと言えばやはりベースとなるマムロ中佐殺害事件一件に対して素子の周りが真っ黒だったことでしょうか? 素子もウィルスに犯されたことによってある種片棒を担いでしまったような形にはなっていますし、やはり荒巻から誘われてい旗とはいえこの一件が素子が9課を自分自身が独立した存在になることに対する考えを推し進めたのは確かでしょう。 リーダーとしての素養というか九日の精神的柱として素子が出していた素養はまだまだ見受けることはできないけれどもこれから物語を通して素子がどのように成長していくのかも気になる部分ではありますね。 自県を通して501部隊からは出ていくことにはなったけれどもまだまだ若輩者ではあるわけですし。 6人の部下をどのように勧誘していくのか…というか現時点で3人ほど確実に引き抜こうと思っている人間いるよなぁ。 其れなのに誰かなんてある種少佐らしさかな?

 トグサ・パズ・バトーの3人で今回以前に素子と面識があるのはバトーだけってかバトーは、素子から目をジャックされやすいと忠告を受けているって点を注目すると新規の人間はある種これからの作品がより見やすくなると思えるシーンだったな。 バトーとアムリ・モウトのバトルを見てみたかったけれどもそこはカットされてしまったのは少し残念だな。
 トグサはマムロ中佐のことを調べていて素子と接触。しかしながらネット上から中佐のことを調べていた素子に現場警察官としての活動を見られてしまったことがトグサとの最初の出会いとなっていたことをトグサが知ったらどう思うのだろうか? 
 パズは潜入捜査中の出会いだけれどもなんだかんだと興味ない感じで言っておきながらもピンチの時にやってくるのはかっこよすぎでしょ。 ある種自称以降もこの手の活躍を期待したいところではありますね。現状では誘っても一番こなさそうな人物だけれどもどのように少佐は落とすのかな?

 自走地雷のエクソシスト移動はどう考えても3DCGIを担当したオレンジが原因だよなぁ。 逆はコードギアスでやっていたしこんな所でも4足歩行を見ることになるとは思ってもいなかっただけに驚いたところ。 
 本編のEDが個人的に秀逸だった。 あの何とも言えない電脳に来る感じは本編のサブタイトルと相まってより本編に深みを与えるものになっていたように思う。 

 ほぼすべてが変わった新たな攻殻だけれども帆とつの作品として十分に楽しむことが出来たかな? それこそ本来の攻殻らしさと新たな攻殻らしさをどのように融合させてくるのかこれからのスタッフ陣の手腕に期待したいところである。
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