昭和元禄落語心中 8話 「八雲と助六編 其の七」 感想!

引き金を引くとき

友情は何によって

 今まであまり落語を中心とした男女の物語という感じはしてこなかった訳だけれども、八雲・助六の盤石だった関係にみよ吉が入ることによって時間を掛けてゆっくりひび割れてきたものが出てきたように感じられるところではある。女関係によって関係が崩れることはよくあることだがこの三人の場合は少しその王道ではないか。

 八雲は助六に自分のないものを求めた時落語を手に入れてそれを自分のものとした。のに対して助六は自分の落語を持っていたからこそ八雲が持っていた女を手に入れようとした。どこから羨ましくもありつつ惹かれていた部分もあるからこそ助六はみよ吉に迫ったのだろうな。自分の感情であり理論では言い得ないほど表に出してこなかったものではあるが。

 八雲の場合は人ではないからこそ切磋琢磨できるが助六の場合はどちらかが何かしらの代償を出さなければならない。その決着が付くとき八雲や助六は何を支払うことになるのだろうか?

 next #9
関連記事

コメントの投稿

非公開コメント

プロフィール

メテオ

Author:メテオ

検索フォーム
最新記事
カテゴリ
カウンターその1
月別アーカイブ
RSSリンクの表示