劇場版 ゆるゆり なちゅやちゅみ! 感想!

いつでもいつまでも変わらない大切なもの

ゆるゆりも劇場へレッゴー!

 ということで「ゆるゆり なちゅやちゅみ!」を見に行ってきました。 次のシリーズをやるのであればそれこそ3期シリーズだと思っていただけにまさかの劇場版への昇格は驚きと共にまさか制作スタッフ・スタジオが完全入れ替えになるとは思っていませんでした。 そういった意味では新しいゆるゆりでありつつも今までのゆるゆりでもあるそんなちょっとだけ冒険に出かけたような作品にはなっているかな?

 OVA的な作品とはいえ劇場上映に際してスタッフ入れ替えとなったのはやはり、太田監督たちのスタッフと動画工房もいろいろと忙しくて折り合いがつかなかった部分は大きいのでしょうね。 動画工房も名をあげていましたからこの健康は致し方ない部分は存在するのかもしれません。 また3期シリーズだったり大室家だったりがアニメ化した際にはどうなるのかわかりませんけれども。
 監督のパンフインタビューを見ているとそれこそ大室家のアニメ化も視野に入れてのOVA化でもあるような感じではありますしこれから展開させていくことでしょうからどういった方向へとゆるゆりを向かわせていくのか気になるところ。

 スタッフ変更によっていろいろと大きく変わっていまうのでは?と心配したのだけれども、基本的にはいつも通りのゆるゆり。 いつも通りな感じでキャンプニ言ってみんなと仲良くすごくそんないつも通りの日常を描いたOVAとなっています。
 でもギャグのテンポだったり、全体的なストーリーの進め方だったり、ギャグの使い方は少し違いを感じるところではあるかな? このあたりは好みの問題だとは思うのでそこまで大きな要素としては成り立っていない部分かな?

 ごらく部と生徒会メンバーによるキャンプ大会。それが今回のOVA ギャグ的な要素は少なくて特定の誰かをいじるってことはホント少なくて、逆に誰かと誰かの組み合わせを見せるということが多かったかな? ほぼTVシリーズの登場人物が少なからず登場するオールスター体制でのOVAであるので、正しくファンの為に作られた「ゆるゆり」という土台はこの作品をしっかりと支えているように思う。

 定番のコンビによる絡みだったり、キャンプという特殊空間に来たことによって普段は見ることのできないコンビな組み合わせを見ることが出来たのはよかったかな? あかりは基本的に生徒会メンバーの2年生組綾乃・千歳とは絡みが少なかったのでその辺りの組み合わせを見ることが出来たのはよかったかなと思う。
 いつも通りの組み合わせでもワンポイントが演出として加えられていたのは印象的なところではあった。 赤い幽霊に驚いて逃げる京子と綾乃が手を繋いでいて、その後に手を繋いでいることを映像や言葉としてそこに注目することなく終わるのはよかったと思うところ。 

 そういった演出上のワンポントが輝いていたこととキャラクターが生き生き動いていて仲良しなところをしっかりとやりきったように思う。キャラクター同士の関係性が上手く出ていたと思うし何よりもスポットライトの当て方も上手くやっていたと思える。 キャラクターそれぞれの輝くポイントをうまくやっていたかなと。アバンの劇画調のシーンも上手くファンを楽しませてくれようとしている感じが出ていたと思う。「お風呂突入シーンでいつも以上にサービスをしていたのはちょっと驚いたけれども。OVAだからその辺り出来たのだろうか?

 個人的には今回のゆるゆりは大きく変わると思っていただけにいつも通りのゆるゆりでいい意味で拍子抜けというかゆりゆりのままでいてくれたのは嬉しかったところではあったり。 ほんと最初はこんなのゆるゆりじゃない!なんてことになるんじゃないかなとドキドキしただけにね。
 安定しつつ上手く冒険した作品ではあった。 こうしていけばいkらでもOVAシリーズやれそうな感じだからこそこれからのシリーズ展開を楽しみにしたいと思う。
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