劇場版 宇宙戦艦ヤマト2202 愛の戦士たち 第六章 「回生篇」 感想!

頼む

19話から22話まで

 ということで『劇場版 宇宙戦艦ヤマト2202 愛の戦士たち 第六章 「回生篇」』見に行ってきました。本作のメインはヤマトというよりも大和級2番艦銀河とG計画、後半がガトランティス側の掘り下げが主な展開であり、ガトランティス側との最終決戦の火ぶたはまだ落とされていないかつデスラーとの最終決戦のほうが先であるのが本6章目となっている。

 土方艦長役の石塚さんは19話まで、21話から楠見さん。最後までという気持ちはご本人が一番つよいだろうと思う。土方艦長は本章の20話にも登場するけれどもその間は喋らないというのがなんだか印象的でなぁ。まるでワンクッションおいているかのようでもあったし最後のセリフは「頼む」であるのでいろいろと考えてしまうところ。

 沖田艦長が赤の炎ならば、山南艦長は青の炎であり、土方艦長は黒い炎である。ヤマトが夢見た地球を表すのが沖田艦長であり、地球側の炎を表すのが山南艦長である、そして土方艦長はそれらを包み込む炎なのであると感じられた章でもあった。艦長たちの踏ん張りや思いが時代につながっていく、それこそが愛の一つの形であり人間を人間至らしめて人として生命を残していく命と愛を伝えていくことであるのだ。

 ヤマトそのものに大きな戦いが本章では用意されているというわけではなくて、銀河やアンドロメダのヤマト2199以降のの地球圏での戦いが主だって描かれている作品となっている。
 G計画という新たな地球圏脱出新天地移行計画やAIによる全自動戦争戦術という地球というか人間の新たな闇が生まれる中で人が人として生き残っていくためにどうしていくのかそれがヤマトではなく新たな世代とその新たな世代を引き上げる者たちによって紡ぎだされた物語出会ったように感じられるところではある。

 大和級の銀河乗員たちはほぼすべて女性で構成されている艦。そこに百合亜達もいたわけではあるが。 しかしながら種を存続するための艦としての使命を帯びる艦という艦に銀河と命名されているのもまた…。真田さんが設計したころよりは大幅にその趣向を変えられてしまっていたようではあるが、それでもAIによる人間が承認するだけの戦争と種の存続だけを目的としたG計画そのものがその乗員によって否定されるというのは皮肉であり目的であるように思う。

 ガトランティスのズォーダーとサーベラーの関係性も明らかになった。1000年のうらみというか生まれたその瞬間からの恨みであると同時に、変質した愛の物語。このズォーダーの恨みに対して決着をつけるのはやはり愛しかないのだろう。それができるのは進だけであると示されてはいるけれども。

 デスラーとの決戦は次回に持ち越しであるがどう決着をつけるのか?彼の故郷や大和への愛もまた歪んでいる変化しているともいえるだけに、彼との決着のつけ方が一つのガトランティスとの決着のつけ方にも寄ってくるだろうと思う。

 巨大なるガトランティスとの決着のつけ方まで示されたわけではあるが、あっという間に決着をつける方式がこんな風に眠っているというのもまた…。 ようやく大和地球発艦時に地球に取り残された百合亜達も再登場したけれども、また地球に残るというのもなぁ。 奨以外はなぜ残るのかというところが示されていないからモヤモヤしてしまうところだ。ヤマトという艦はそれこそ家族といってもいいからこそその愛を見過ごしてはならないところでもある。

 雪の再記憶喪失もそうさせる必要性はあったのかなと思える。簡単に崩れ去っても残る愛というものを演出するのであろうが違う形はなかったのかと思えるところでもあるよなぁ。明らかに人員不足なのにさらに人員減らしてどうするのかというところでもあるのでなぁ。

 次章は最終決戦。2202の物語としていかにして決着をつけることになるのだろうか? すべては最後に掛かっているというところは間違いないわけではあるが…。

 次章 第七章 新星篇 2019年3月1日 公開予定
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