劇場版 若おかみは小学生! 感想!

神さまがくれた心の癒し処

映画版若おかみは小学生!

 と言うことで劇場版「若おかみは小学生!」見に行ってきました。TVシリーズとほぼ同時展開最終回あとに展開されるのではなくちょっとだけ先に劇場公開されるという展開的に言えば少し不思議。最終回後でも不思議ではなかったのだが、まあメインスタッフ的にも劇場版とTVシリーズの関係性はパラレルではあるので。

 TVシリーズと違うところは監督と脚本・キャラクターデザイン・一部キャストが変更になっているということと、TVシリーズで登場したお客様も登場するが全員ではない。海外や研修へ行くことはない。温泉街の祭りや奉納より強く描かれる。あまり出番がTVシリーズではなかったおっこのクラスメイトの女子たちとの関わり合いがちょっと出ている。ピンフリさんが格言キャラに。TVシリーズや原作では描かれることのなかったおっこの両親に関しての記述が存在するという点だろうか? 物語としてはTVシリーズをおさらいしているつまりは重複しているところもあるのでTVシリーズを見ていなくてもと配慮されているところはある。ウリ坊たちの出会いから描かれている作品であるので。

 短いながらもおっこが織子から若女将として成長するとして強く描き出されていると思う。両親の死を乗り越えて一人の少女としての成長も合わせつつ本当の意味での若女将としての素質を見せつつあるところまで描かれていると感じられるところではある。両親との過去を描き出すことによってそれが強く押し出されていたように感じられるところではあった。

 おっことおっこの両親の話はそれこそTVシリーズでも原作でもないところではあったのでオっ子がどれほど両親に愛されていたのかとおっこがどれほど両親のことを好いていたのかがはっきりしたように思う。両親の死を乗り越えることによって成長したところも見せられたわけではあるし。
 しかしながら両親と一緒に乗っていた車に突っ込んだトラックの運転手が旅館にやってくる展開がラストに待ち構えていようとは思いもしなかった。そこでおっこの経験と成長が生かされるわけだから強さを感じ取れるシーンでもあるけれど。

 ウリ坊と美陽との別れを描いているのも特徴的であると思う。これはそれこそ物語としての到達点クライマックスを描く為でもあるのだろうと思いつつウリ坊たちを通して成長し一人ではないということを知ったからこそウリ坊たちの役目は終わったのかなと思えるところでもあったりして。

 ウリ坊たちは転生するらしいけれど、その転生しておっこの旅館に来る姿も見たかったなぁ。その辺りちらりと出るかなと思ったけれども出なかったのはちょっと残念ではあると思う。成長したおっこと言うものを出しても罰は当たらないんじゃないかなと思えるところはあるので。

 おっこの成長物語を短いながらもきっちり描き出した作品ではあったと感じられるところだ。TVシリーズに慣れているとそれこそ面食らうところもあるかもしれないが、この味はこの作品でしか味わうことのできない作品になっていると感じられるところではあったりする。
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