映画 フリクリ オルタナ 感想!

世界は少しだけ先に進んでいる

伝説のOVAシリーズの精神的続編シリーズ

 と言うことで日本では劇場版2部作で展開される作品の一つ目である「フリクリ オルタナ」見に行ってきました。大元は制作協力だったIGが制作のガイナックスからフリクリのIPを買い付けたことによって始まったフリクリ続編計画がついにお目見えした作品となっている。また米国のアダルトスイムが名を共同制作として連ねている。それによってかは知らないが、米国では2作品合わせて全12話のTVシリーズ2クールものとして放映されているから、どちらかといえば米国優先の作品となっている。

 だからこそ少なからず作品の要素としてTVシリーズ版の米国と、劇場版の日本ではどうしてもさを感じてしまうところではあったりするわけで、劇場版の日本でも各話数の構成は分かりやすくなっていると思う。ヤマトシリーズよりもどこで1話目で2話目かと言うところはわかりやすい。むしろ細かく切れているので話数が多くなっているように感じる。

 この作品はフリクリであってフリクリではない。新世代のフリクリなのである。 本作ではスーパーバイザーな鶴巻監督もフリクリってなんだろう?ってパンフレットでおっしゃっているから、新たな人間たちによって描かれるフリクリはフリクリを求めるそれこそ描く者によって新たなフリクリとは何だという答えが見られる作品になっているのではないのだろうか?
 これはある意味で新TVシリーズのエヴァンゲリオンが変化した一つの形であると言えるのではないのだろうか?これによってフリクリそのものが変化・変質するわけではなく、新たなフリクリが生まれたと感じられるところだ。 これからシリーズをやっていくかどうかというのは分からないけれども。

 本作はOVAシリーズの時の世界線とほぼ同一ではある世界で描かれる4人の少女と+1人の物語。 まさに思春期症候群頭つるつるなところに一本しわ作って少しだけ前に大人に進む作品なのである。 フリクリ的なフリクリとは何ぞや要素としてパロディ的要素もかなり散りばめられていたように感じられる。トランスフォーマーやったりしてこのあたりは監督的趣向がすごく見えるところではあると思う。
 時間軸的にはOVAよりも人類の状況が悪いことを考えると後であると思える。人類脱出大作戦ただし金持ちだけよ!が始まっているしカンチのブラックバージョンいるし。

 ハル子は本作においても立ち位置的にはお節介キャラクターと言うか物語を突きまわすキャラクターではあると思えるところ。OVAよりは仕事している感じはある。そして少し大人っぽくエロティックにそしてコスプレしまくるっているハル子これでも永遠の19歳と言えばより大人になったというところではあるのだろうか? 最終的に亜空間に飲み込まれて分裂した様に見えたけれどもあれはそう見えただけなのか別々の世界にたどり着いたのかそれとも移動しただけか分かるのはハル子だけ。

 ヒジリ―は大人の恋とエロティック担当、モッさんは努力と根性と制作担当、ペッツは夢と希望と友達担当だったかな。この順番で各個人の掘り下げと言うか現状が語られていっているのが基本構成になっている。ペッツがラストかつラスボス的な立ち位置にいるというのは驚いたところではあるのだけれども。

 主人公たるカナの力は並大抵なものではなかった。宇宙空間歪めちまったからね。それだけ花の女子高生17歳と言うことでもあるのだろうか? それこそナオ太よりも力が強かったのは意より強い意味合いもあるように感じられる。出会いも別れも恋もすべてこのちかいじかんのなかにやっちまったからこその力ともいえるのかもしれない。

 この楽しい日常がずっと続けばよかったけれども時間と脳みそのしわは待ってはくれない。顔のしわも待ってはくれない。だからこそ変化をどこかで受け入れなければならない。そして後悔の内容に全力尽くして生きていくしかない。その先に何かがあったとしても培ったものだけは嘘をついてくれない待っていてくれるのだから。 地球つるつるてんにしたら問題は解決するかもしれないがそんなに簡単な問題でもない人間ってやつは少しだけ気難しいのだ。頭しゅわしゅわにしないといけないのだ。頭フリフリして考えないといけない生き物だからこそややこしくて愛おしい。
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