劇場版 響け!ユーフォニアム~届けたいメロディ~ 感想!

その音色が、その横顔が憧れで

TVシリーズ第二期総集編

 ということで「劇場版 響け!ユーフォニアム~届けたいメロディ~ 」見に行ってきました。本作はTVシリーズ2期部分の総集編ではあるけれども久美子とあすかの関係に絞られた総集編になっているように感じる作品だった。新規部分が物語上の部分ではそこまで多いという感じではないかな?前作では大会の演奏シーンがフルバージョンになっていたけれども、本作もそれに準ずる作品仕様となっていた。関西大会は前作からで京都駅と国際会議場が新規でフルバージョン化
 
 又Free!から始まった本編上映前のフォトセッションが本作でも登場。より週またぎかつストーリー性が強いフォトセッションモードとなっていたように思う。これから京アニ劇場用作品ではこのフォトセッションは定番となるかも?このフォトセッションは毎週来てもらいたいという欲望を叶えるために編み出されたものだけれどもいいところに気が付いたなぁと思う。他の作品でもやってもいいとは思うよ? 中二病でものちのユーフォ完全新作×2でもやることにはなるだろうし。 (しかしながらとある人の横姿が本編よりもデカくなっているように感じられたのは気のせい?)

 さて本編は2期全体の総集編というよりも久美子とあすかの2人の物語に絞った構成がされていた。のちの完全新作があるからなのかは分からないけれどもみぞれや希美たちが巻き起こした波乱の2年生編はカットされてこの2人の出番はというか菜月以外の2年生の出番はほとんどなくなっているのが実情だ。
 久美子とあすかの物語でありつつも久美子と姉である麻美子の物語にもなっていた。憧れと3人の関係性が久美子を中心として見ているからこそそういった構成になったのだろうと感じる。

 でも自分の夢を目指し始めた麻美子の物語がスタートから決断して家を出るところまでやっているのに対して全国で音を響かせてその演奏を聴いた後の久美子と麻美子の物語つまり2人の関係の一つの終着点であり始点でもある会議場での会話がカットされていたのは驚き。久美子とあすかの物語とはいえそこカットしてよかったのだろうか?

 全体を通して久美子とあすかの物語。 2人の為の作品になっていた。出来るだけ久美子視点から見るように作られていたようにも思う。 久美子が知らないことはあまり出していないというとこ(あすかから聞いたことのみは知らなくても映像的に再現されているが)
 まさに久美子があすかのことを受け入れるための物語であったともいえる。 そして麻美子とあすかのことを本当は好きなことを実感する(気付く)物語。最初は苦手だと思っていてもその音色にその横顔に徐々に心を突き動かされていくことを見守る作品。 
 その心が変化していくことを見るためにはTVシリーズを通した方が良いだろうと思うが。

 始点的に言えば卒業式の時にあすかから「響け!ユーフォニアム」の楽譜を貰った瞬間に今までのことを振り返った久美子が見た映像がこの総集編であったといえると思う。だから麗奈も緑輝も葉月も出番としては少ない。なぜならば久美子にとってこれはあすかとの大切な思い出だからだ。

 上手く久美子とあすかの物語として一つの作品に仕上げていたように思う。起承転結綺麗というか一つの作品であることを意識して綺麗にまとめあげたかなと思う。またこうして改めて振り返るとあすかたちが1~2年生だった頃の物語も見てみたくなるというかすげぇギスギスしているのは確かではあるけれどもそれでもあすかたちがどんな風に部活やっていたのかとか描写できると思うんだよなぁ。

 そして次の曲、久美子たちの物語とみぞれと希美たちの物語。アニメでは先にみぞれたちの物語が展開されることになるこの作品を持って…とは簡単にはいかないだろうけれどもユーフォに関しては上手くやってくれると思うかな。

 次章 劇場版 「リズと青い鳥」 ~響け!ユーフォニアム~ 2018年4月21日公開予定
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