実写映画 ゴースト・イン・ザ・シェル-攻殻機動隊- 感想!

その体は本物か?

押井監督版GHOST IN THE SHELL / 攻殻機動隊のハリウッドリメイク

 ということでハリウッド実写作品「ゴースト・イン・ザ・シャル」見に行ってきました。攻殻機動隊も海外に多くのファンを持ち実写化の話も幾度となく持ち上がってきた印象があるけれども、この度遂に実写化されて公開された。この作品のベースとしては第二の攻殻である押井守監督の「GHOST IN THE SHELL / 攻殻機動隊」がベースとなっておりそのリメイク作品となっている。

 ハリウッドリメイク作品ということもあり原作「GHOST IN THE SHELL / 攻殻機動隊」のシーンを再現したところもあるけれども人形遣いの存在や少佐の名前など原点となっている攻殻機動隊からは大きく離れている部分ではあるし、それこそ少佐の家族について押し出されているところはハリウッドらしさを感じさせられるなと思う。
 そう考えるとハリウッドが求めるものと原点である攻殻機動隊に求められる物が反発しあいながら同居しているような作品ではあったように感じられるところだ。
 
 アクションシーンや独特の電脳世界・SF描写・作品の構造を使ったストーリー展開等々攻殻らしさというものはあるように思う。それがハリウッド版で上手く展開されたかと言えばそうではないと思うところだ。アクションシーンや電脳世界と現実世界のリンクなど少なかったように感じられるし、最初から怪しい人材も登場しているだけに、刑事コロンボや古畑任三郎シリーズみたいに犯人が見えた状態での推理ゲーム作品になっていたかのようだ。

 嘘と現実が入り乱れる重厚なストーリー展開を期待していると肩すかしを喰らってしまう所ではあるかな?原作再現シーン以上のものはパンチとして欲しかったように思う。よくある刑事ものの範疇に収まっているかのように感じられたのは残念だったかな。映像的な革新めいたものが見てみたかったかなと思えるところではある。

 義体であることを利用して少佐という存在を変えたのはらしさというか善いところではあったと思う。義体であるからこそ姿はいくらでも変えることが出来るわけだし、だからこそ少佐に別の名前を作品として与えて大元の名前を親しまれている名前を本当の名前をして用意していたのは良いところではあったと思う。

 ハリウッド版のテーマとして自分自身が持つ身体は誰のものなのか、心は誰のものなのかというところを押し出していたように思うし、そのテーマを映し出す為に2つの名前を使って自分自身の存在がどこになるのか?自分自身を形作るものは一体なんなのかというところをだしていたのはよかったと思うところ。 自分自身の為に戦うというところが強く押し出た形かな。

 9課のメンバーは少佐・バトー・トグサ・アラマキを中心として交際されていてサトー・イシカワがチョイ役でワンカットのシーンがあるくらいかな。後は有象無象という感じではあるのはちょっと残念かな?もっと個人個人の活躍を出してもよかったとは思うのだけれども9課というよりは捜査一課のような存在感の9課だったように感じるところではある。

 攻殻機動隊ノシーンとしては再現度が高いシーンもあったけwれ度も全体的なことを言えばやっぱり違うかなと感じるし、ハリウッドが出したものが出過ぎてらしさは無くなってしまったように感じる。ストーリー展開も地味目に平坦に収まってしまっているしもっと構造を活用してほしかったと思う作品ではあった。
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