実写映画 ハルチカ 感想!

音はこんなにも日常にあふれている

実写版ハルチカ

 ということで実写映画版「ハルチカ」見に行ってきました。原作→アニメ→実写ということで作品的には後発のメディアミックス作品となるでしょうか?アニメの後に企画・制作された作品ではあるだろうし。 本作はやはり青春劇として1本の作品に収まるように作られていると感じる。ハルチカW主演とされているが実際には千夏メインの作品ではあるかなと感じるところではある。

 原作・アニメにあったミステリー要素・恋愛要素を排除した作品であるのでアニメや原作からするとものすごい異端児。登場人物も入れ変えられていてアニメ・原作には登場するが実写には登場しない人物もいるし登場人物的に言えばオリジナルキャラクターとなっている人間が多い。ストーリー展開も千夏が吹奏楽部を復興させようとするのは同じだが仲間集めとコンクールに出るという2つの柱を展開させた青春劇となっている作品だ。 原作に置くと青春要素を押し出した作品となっている。サブの背景事情は兎も角として。

 ほんと恋愛要素は皮もなくミステリー要素は福神づけのように添えてあるだけになっている。春太と千夏の恋愛展開でもあるのかなと戦々恐々したところではあったがそれは杞憂であったと感じるところであって千夏の奮闘を描く青春ストーリーがこの作品として描かれたところである。

 演奏シーンは演者によるリアル演奏。影武者も存在していない(EDロールにそれらしきものがなかった)初心者千夏をある種アニメよりも堪能できる分かりやすく作られていると感じたところではあるかな?そこがラストへとつなげてあるところでもあるし千夏の青春劇としての側面を強めていたように感じる。
 
 青春劇としてはそれこそコンクールに向けた練習のところで出されていただろう。千夏の奮闘でもありそれに関する部員たちのいざこざであったり。部員たちのいざこざはそれこそ近し天のものを横に逸らした感じではあるので浮いた感じもするところではあるのだが…。既存の部員たちがいない状態(千夏のみの状態からのリスタートしているからこの辺り変えたのだろうと思う。)
 部員集めで描かれるのは6人ほどが描かれるのみでそれ以外のメンバーは即時投入となっている。それほどメインではない部員の投入に関して言えシリーズ的なところも感じられる。
 
 しかしながら部員集めの前半とコンクールの為の後半の間にあるあのダンスパートは一体何だったんだ?ラストの全体のダンスとかもそうだけれどもどうしてこのパート作って入れちゃったかなぁ。練習中に新入部員が入ってくるのは兎も角としてもこの2つのダンスパートは削ってもう少し別なこと出来たんじゃないかなと思えて仕方なかった。必要性もあまりに感じられなかったわけではあって。

 あと校長だよ。校長。生徒の自主性を重んじます。でも吹奏楽部は廃部。復活ダメ。はいくらなんでも…。突っ込まれていたけれどもさすがにこのきつい掌返し葉さすがに乗り越えるための障害が必要だって言って設定されたんだろうとは思うけれど。

 コンクールは案の定ではあったが一人の情熱によって集められた部員たちが、その情熱を恩返しして挫折から復活させるというのは一つの作品として収まりを浴していたのではないのだろうかと思う。だからこそより千夏メインの青春ストーリー作品に思えたところではあった。

 最序盤からキスしている作品ではあるけれども青春劇に路線変更させられてその為の一作品とするならば収まりよくなっていたのではないのだろうか?原作やアニメからすると異端児ということは忘れないで置くとより楽しめる作品かも知れない。
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