映画 黒執事 Book of the Atlantic-豪華客船編- 感想!

それは真実の姿の物語

豪華客船編を劇場アニメ化

 ということで「映画 黒執事 Book of the Atlantic-豪華客船編-」見に行ってきました。1期が2008年、2期が2010年、3期が2014年でOVAの劇場上映が2015年ということで約2年ぶりになるアニメシリーズ最新作は劇場上映ということでついに黒執事も劇場版までやってきました。08年の1期シリーズの時は10年もアニメシリーズが続くことになろうとは思っていなかったなぁ。劇場版の為のセレクション放送も行われたけれどもちゃんと劇場版にあった話を選んでやっていました。あの人が登場するというか喋るとは思っていなかったし。

 原作遵守シリーズということで今回は11~14巻で描かれた「豪華客船編」がそのまま劇場版になっている。この話が劇場版になったのはやっぱりウォーキングデットの描写があるからなんだろうか?死神軍団もセバスチャンも問答無用で動く死体たちをボロボロにしていくからこれをそのまま描写するには劇場版が最適ということにもなったのだろう。ストーリー展開もそのもので起承転結綺麗に収まっているというところもあるだろうし、なおかつアニメ10周年記念というのもあるのかもしれない。

 物語りとしては今まで明かされることのなかったキャラクターたちに隠された「真実の姿」が明らかになるお話。アクションシーンも豊富に作られていてジャットコースターしつつも笑いやな気ありの黒執事らしさが詰まった作品になっていたように思う。劇場版らしく既存のキャラクターの活躍が光る作品になっていた。ファントムハイヴ邸連続殺人事件編では全体的にコメディ寄りだった分今回はシリアス寄りの作風にはなっていると思う。

 TVシリーズ今まで登場していなかったリジーの家族がようやく登場。10年越しの登場となったけれども、なんというかキャラクター濃いなぁ。この家族あってこそのリジーではあるのかもしれない。動く死体の騒動が始まってからも普通に戦っていたりするしセバスチャンがいなくても普通に事態を乗り越えている一家だしなんというか数すく直津城ではあったけれども、サブにしておくにはもったいない家族に思える。

 そして10年間隠され続けてきたリジーの秘密が明らかにるというサプライズ?も。天才剣士だったとは思いもしなかったなぁ。しかも作中の誰よりも動く死体を葬り去るという凄腕の働きっぷり。今までこの力をシエルの前では使わなかったとはちょっともったいなかったような気もする。けれども彼女がファントブハイヴ家襲撃事件から抱いてきた思いと調節的な原因であるシエルの言葉を考えると隠すのも無理はないかなと思う。 しかしながらリジーがここまで戦闘向きだったと思うとシエルの周りの人物って戦闘タイプが揃いきっていることになってしまうような…。シエルだけが非戦闘タイプというなんだか謎めいた感じに。まあ投手だからこそシエルはこれでいいのだと思う。

 葬儀屋の正体も明らかに。TVシリーズ1期では死神であることは展開されていたけれども、新シリーズではシエル側ではなく敵側として立ちふさがってくることに、能ある鷹は爪を隠すではないけれどもセバスチャン・グレル・ロナルドの3人と同時に戦っても引けを足らないという圧倒的な強さはこれからもシエルの前に立ちふさがり続けることを予期させるものとなっている。今回の一件の黒幕として登場しその正体が明らかになったわけではあるが、本当の目的は一体何なんだろうな。裏側でこんなに大掛かりなことをやっていることを考えると死神や悪魔の世界だけに止まらないことを成そうとしているのかもしれない。 笑いに関してのことを一定から死神の仕事に対することも目的には関与していそうな感じではあるが…。

 シエルとセバスチャンの出会いの物語というかシエル視点に立ったものではなくセバスチャン視点の出会いの物語が展開された。契約以降2人が表舞台というか女王の番犬として裏舞台に立つまでの物語が展開されたのはシエルとセバスチャンの関係に対して新たらしい視点を与えていたように感じられるところだ。二人三脚の人間教師と主人教師は新鮮だった。この二人の契約が実行される時はやってきてしまうわけではあるがその時2人はどうなるのだろうかと…。

 豪華客船だからと言ってグレルがタイタニックごっこをしていたのには笑った。グレルがいるといい意味で騒がしいというかシーン明るくなるからどんなに絶望的な状況でもポジティブに受け止めることが出来そうだ。

 シリーズ最新作は起承転結きっちりしていて尚且つ既存のキャラクターに新しい光を与える作品になっていたように感じる。アクションシーンも全体の盛り上がりも綺麗に設計されていたと思うし派手に劇場版らしいく作られていたように感じられるところだ。
 この終わり方というか葬儀屋のことがあるから4期以降もあるよね? これからのシリーズがどうなっていくのかは分からないけれどもらしさ全開の作品だったことは確かだろう。
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