映画 機動戦士ガンダム THE ORIGIN IV 運命の前夜 感想!

赤い煙が悲鳴を上げる

人類史上初のMS戦闘

 ということで「 機動戦士ガンダム THE ORIGINⅣ運命の前夜」見ました。 機動戦士ガンダム THE ORIGINシリーズとしては4話目。事前段階の情報では最終章扱いではありましたが、「ルウム編」が追加されたことによって最終章ではなくなったもののシャア・セイラ編のラストを飾る展開となっている。 本当はこのまま1年戦争篇へと投入することになるのかなと思っていたけれどもそこにたどつくまでにはまだ少し時間がかかることになりそうだ。

 暁の蜂起を経てジオンと連邦の緊張ムードが高まったのが3章目のラストまでで描かれたことではありますが、今回の4章目では人類史上初のMS同士による戦闘と1年戦争の開戦までが描かれる構成となっている。2章目からはなりを潜めていたコミカルな描写も2・3章目と比べると多くなっているように感じ取れると思う。このあたりはコンテが安彦さんというのもあるのかもしれないが。全体的なシリアス展開の演出構成としてはやはりちょっと浮いている感があって気にはなってしまう。

 シャア・セイラ編ではあるがセイラ冒頭の回想シーンぐらいしか出てねぇ。むしろサブキャラだったアムロの出番の方が多いくらいシャアセイラというよりはシャアからMSからのアムロ編と言ったほうが一番しっくり来るように思えるくらいにはセイラの影薄かったように思うしむしろララァの方がヒロイン感が強いと感じてしまうほどだったように思う。

 シャアとララの出会い。ジオンのMSの実力。テムレイの秘密を見るアムロ。そして1年戦争の開戦。このあたりが大きな作品の要素になっていたように思う。けれども今回は一つ一つのエピソ-ドをじっくり描いていくというよりは掻い摘んで構成したって印象が強いかなぁ。全体の繋がりという意味合いでの要素は薄いように感じられるところではあって一つ一つの要素をもっとじっくり魅せる機会があってもよかったんじゃないかなと思う。そうすると+2章ぐらいは必要になってくるところではあるのだが…。
 今まではストーリーラインを一つに絞っていたこともあってか少し全体的にとっ散らかったような印象は受けてしまったのは残念にかんじるところではある。

 ギャングにいいようにされていたララァを救ったシャアがララァを安全なところに避難させるまでとか。ミノフスキー博士が亡命した理由だとかMS作りの父親みたいな存在なのにあんなにあっさり殺させてもよかったのかとか?キシリアがそれをあっさり認めてもよかったのだろうかとか気になることは結構辺りする訳で…。

 ララァとシャアの出会いはあまり語られていないところだし、アムロの不健全生活っぷりとフラウの献身ぶりだったり、初のMS戦闘が青と赤と黒の色とりどり勢だったりと1年戦争の開戦という本編ではあまり触れられていないところに触れているということによって世界に広さは十分に持たされているように感じられるところではある。今まで語られていないものを語ったことによってより新たな世界への道が開けたというべきだろうか?

 本作は一人視点よりも全体視点だったように感じられるところであり駆け足感は否めないところではあったかも。シャア視点の物語ではないものになっていた感じだしもっと深いところまでやってほしかったかなとは思う作品ではあった。
 ルウム編が終わったらアムロ編へとバトンタッチされるのだろうか?

 次章 、「第5話 激突 ルウム会戦」 2017年公開 「第6話 誕生 赤い彗星」 2018年公開
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