映画 レッドタートル ある島の物語  感想!

誰かが求めたもの

スタジオジブリ最新作?

 ということで「レッドタートル ある島の物語」見に行ってきました。一応スタジオジブリ作品とは銘打たれているけれども実製作は海外だし高畑監督が関わっているというのが実情でメインスタッフは全て海外勢。と考えると実際のところはスタジオジブリプロデュース作品として捉えるのが一番合っているとも感じられるところだ。 今までのスタジオジブリ作品はほぼ少女主人公なのに対してこの作品は男主人公ですからより違いをはっきりと感じてしまう所でもあったり。

 この作品はセリフのない作品として作られてはいるけれどもなぜか日本語字幕上映が存在するという。実際合切それで見てみると日本語字幕つける意味合いがあまり見いだせないような気もするところではあったり。叫び声や吐息とかは声として混入しているけれども字幕の量としてはかなり少ない作品となっている。

 第69回カンヌ国際映画祭「ある視点」部門・特別賞を受賞している作品ではあるがこの「ある視点」ってなんやとずっと感じる作品でもあった。作品を通して見るとこの視点がどいうことなのかなんとなく分かるところではあるのだが、海外の賞らしい部門であると感じる賞ではあるように感じるところ。

 ジブリ作品としてはあり得ないようにも感じられる男主人公ではあるけれどもジブリの体現者たちは実はそう見ていないのかもしれない。それこそ作品タイトルにもなっている「レッドタートル」こそがこの作品の主人公であると考えれば地味に女性だしジブリ作品としての条件(?)を満たしているとも考えられるところではあるかなと思う。この作品の視点もレッドタートル視点と考えれば視点もジブリもいろいろと符合するところだし。

 遭難により無人島へとやってきてしまった男の物語ではあるけれども、彼に惚れた亀の物語でもある。彼に惚れたのか何か情が移ったのかそれは想像で補うしかないところではあるのだけれども、これは夢物語でもあるかのよのようにも捉えることが出来ると思う。 一人無人島に来てしまった男が見た夢とも感じられるところだ。 その中で亀を殺してしまったことに罪悪感を憶えたからこそ見た夢であると。

 そうじゃないと殺されたはずなのにいきなり女性になっていきなり復活していきなり恋仲になっていきなり子供作っているというのもあまり納得することが出来ないところではあるので。自分殺した相手と恋仲になるというのもなかなかに狂気じみているところを感じさせてくれるのもこの作品のある種吹っ飛んでいるところの一部でしかないと感じるところではあるのだが。

 子供が大きくなっても割合20年くらいたっているのに男が老けてないし老けたのは子供が独り立ちしてからだけれども一体その後子供はどうなったのだろうか? カメと仲良くなっていたことから考えても子供は完全に普通のカメだったという可能性も名禁止もあらずといったところかな? 
 レットタートルは男が死んだあと元に戻って去っていってしまったがそれはは男に対するものを終えたからなのだろうか?それともカメト人間の違いを実感してしまったからなのだろうか?

 セリフがない作品だからこそこの作品という満点回答など存在しない。様々な可能性があってしかるべきだしそれらの可能性が総て答えになるような作品ではあったと思う。狂気でもあり純愛物語でもあり家族の物語でもある。さまざまな可能性というものを欲したのが誰だったのか。案外島自身が欲した結果でもあるのかも…。
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