魔法使いの嫁 星待つひと 前篇 感想!

星海の暗闇

OVA三部作劇場公開版

 ということで「魔法使いの嫁 星待つひと 前篇」見に行ってきました。劇場上映版は約40分ほどの上映時間がありますが本編は20分ほどになっていて後半は20分ほどメイキング映像が流れる仕様となっている。この作品は3部作ですのでつまりアニメーション作品全体としては60分ほどの作品になるかな? 中編以降の劇場特別上映も決定していますが、本編は兎も角としてメイキングの方も続くことになるのだろうか?

 情報公開時においてメイキングの存在は告知されていなかったし、やるならば最初に告知してもよかったかなとは思う。本編とメイキングのシーンに区別なく挿入されるのも「なんで?」という感覚を強めてしまっているように感じるところ。これならば1回でOVAすべてやってもよかったんじゃないかなとも思えてしまうのはちょっと残念。

 メイキングシーンにおけつキャスト・スタッフの言葉を総合するとOVA以降のアニメ展開(つまるところTVシリーズかな?)も決まっているような言葉を発言しているので、そう考えると今後の展開のために反応を見る意味合いもあるこのOVAシリーズの出先として分割方式にしたのはちょっと悪手だったかなとも思える。WIT STUDIOの兼ね合いもあるのでしょうけれども。
 IGポート内のマッグとIGがようやく歩調を合わせて一緒に制作し始めた初弾ではあるのでそういったところも事情として出てきているのかなとは思う。

 本作品は原作にもない原作者原案のオリジナルストーリーとなっている。本編の主軸はエリアスと出会う前の子供のころのチセの物語。ではあるが前篇はチセの語りが本格的に始まるまでという部分でもあるので本編始動時から少しだけ時間の進んだチセとエリアスの姿と日常を確認することが出来る。

 起承転結部分としては「起」の部分にあたるのでエリアスとチセがより近づくための導入をしたといったところだろうか?中編からは本格的に過去語りが始まるだけにエリアスが登場できるのかというのは気になる。チセの過去を知った後にエリアスとチセがどのように近づくのか近づいているのかというのも必要な結果として挿入されるだろうと思う。

 結果としてではあるが全体的に原作ファンに向けた物語作り作品作りがなされているように感じるところ。前提が前提ではあるのでそうなることは想定内ではあるが実際合切の所その要素は強まっていたように感じるところだ。でも通しで3部作を見た時にその気持ちをより併せ持つか?と考えると何とも微妙なところには感じる。

 この世ならざる者が見える少女の物語。今現在(エリアスと出会ったぐらいの)チセを形作る一つの重要な要素。温かくも悲しい物語になる物語はチセにどのような影響を与えたのだろうか?理一なる青年がどんな手を差し伸べたかそしてその手を離したのか? チセの周りに光を差し出す人間がいなかった中で理一が光を差し出したそれでもチセの世界は大きく変わる。それはエリアスとの出会いに近かったのかもしれない。

 まだ始まったばかりの物語。見る者の心もチセの心の様に半跏していくことになるかそれとも…。 3部作完結まで時間はかかるがその分この作品の力を思う存分出してほしい。

 next 魔法使いの嫁 星待つひと 中編 2017年2月に公開予定
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