劇場版 亜人 第2部 「衝突」 感想!

衝撃の翼

劇場版第二章

 ということで『劇場版 亜人 第2部 「衝突」』を見に行ってきました。2期シリーズも決定済みということでこの作品は同じ物語をTVシリーズと劇場版という形で見せる作品だったということが明らかになったわけです。TVシリーズと劇場版の細部は違うので制作上1つの作品から同時に2つのアニメを作っているようなものでもあると思う。

 劇場版1章目がTVシリーズ約半分の先行、TVシリーズ1期目が劇場版1章目と2章目の8割の先行、劇場版2章目は残り二割が2クール目の先行、劇場版3章目は最終話までの先行という形になっている。それぞれ足りないところを補完し合って一つの形を形成しているところもあるから2つで一つではあるのかなと思う。

 今作品から原作にはいないオリジナルキャラクターの投入がされている。それによって原作との同時完結が行われるのではなくてこの作品のオリジナルエンドが用意されているであろうことが浮き彫りになった形だ。 もしかしたら原作の霧のいいところで終わらせて俺たちの戦いはこれからだ!をするのかもしれないが。

 8割方は1期シリーズ後半の再編集版となっているがここに別れてから一切明かされていなかった海人の話が挿入される形になっている。またIBM戦特に圭と攻のW飛び降り前の泉戦のクオリティはTVシリーズの時よりも上がっているように感じられるところではある。IBMの質感にちょっとした光沢感が出てきたというかこの世界になじんではいけない要素が着実に追加されたように感じるところだ。

 劇場版によって全体の尺が限られる幅が大きいからかTVシリーズよりも要点をつまんで展開されていっているように感じるところ。TVシリーズではちょっと長めに感じた圭のいなかぐらしも佐藤の行動もかいつまんで進行していっていることから全体的にTVシリーズよりも早く話が展開されていっているように感じる。

 今回の新規分はTVシリーズにすると2~3話分って所だろうか?全体的な尺としてはそれほど新規シーンそのものに要点を置いている訳ではないがその分引きを強くすることによって次章つまりは最終章への引きを強くしたように感じられるところではある。
 海人のストーリーはW飛び降りまでちょいちょい挿入されていく形を取っているがTVシリーズでは纏められる形になるかな?キービジュアルに海人の姿があるように新規シーンはどちらかと言えば海人の為にあったように感じられるところ。 TVシリーズ1期に分かれた後海人の話を挿入していないのはある種不自然とも感じ取れるからこの形で挿入されたのは自然に見えたところだ。 後半の圭パートを経てようやくそれぞれの陣営の準備が整ったと感じられる。陣形の基本形態が確定したところでのENDとなっているので引きの強さはそれなりに存在したかなと思う。

 力を経験を持つ佐藤陣営、圭が加わったことによって一気に亜人の力を手にした戸崎陣営、利だけ手にしたい政府陣営、どのように動くのかわからないジャックことアメリカ陣営、そして完全なる伏兵ジョーカーの海人陣営これからの陣営が最終章でどう手を動かしてくるのだろうか?

 戸崎の陣営に入るという系の判断が本当に最善と言えるのかどうかはまだわからないけれども力を持っていない圭と攻の2人が力を得て佐藤と戦うためにはこうするしかなかった意図を見つけたから縋ったというところが実情だろうか?情報も装備も必要なのだからこの協力が上手くはまれば双方にとって力になりそうではある。

 大きく動き始めたことによって物語自体もクライマックスが近づいてきたように思う。予告からするとアクションシーンも増えるみたいだし(たぶん)オリジナル展開を組み合わせての完結となるがどう決着させるのか?逃走エンドとはならなさそうだが…。

 次章・次回 第3部 「衝撃」 第二クール2016年10月
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