映画 ちはやふる ≪下の句≫ 感想!

神が編込みし水編み

須藤のSはすごいよ須藤さんのS

 ということで完結編となる「ちはやふる下の句」見に行ってきました。完結編と言いつつも続編制作決定したので厳密的に完結編ではなくなったのですが。クイーンとの戦い、全国大会でのチーム戦が描かれる下の句ということは続編は千早たちが進級して新1年生を迎えてのストーリー展開となるかな? 
 全国大会でのメインは千早たの絆。心の動きというかなぜカルタをやるのか。かるたに青春を全部掛ける勇気はあるのか?ということがメインで描かれる構成になっていたように思う。 千早は新の為に動き、新は千早に心動かされる…こうしてみると太一の居場所がねぇ…。 新は太一をライバル宣言したけれどもこうしてみるとより新が引いていたことが分かってしまうというか。

 そういった千早と新の話に加えて今回はクイーン戦が中心。でも上の句よりも物語要素が重視されてかるた競技の方の描写が少なく感じたのだけれども気のせい?後半に纏めて全国大会をやったからよりそう感じてしまうのだろうか?
 そういった意味では上の句は山場がいくつかあってまとまりというか起承転結がよりきっちりしていたように感じるのだが本作はいくつもの山場無くて起結に山場があるような感じだった。

 クイーンこと詩暢のダサTの破壊力は何よりもすごかった。肩に掛けた水筒がその破壊力を割り増しししていたように感じてしまって…。アニメや漫画だとそこまでの破壊力は感じないのだけれども実写で見るとそのインパクトは絶大やわ…。これで激太りやるのかは分からないがそうしたらすごいことになりそう…。

 北央学園かるた部秘蔵の血と汗と涙の結晶を千早に渡すシーンの須藤さんはやたらめったらかっこよく映った。それこそいつも皮肉を言っているとはその姿だけを見ると分からないなぁ。ヒールではあるのだけれども自分自身が強くなるためにヒールを演じるタイプ自分自身にもSであるわけだからこういったことができる心があるのかなと。

 詩暢の新たに対する言葉は棘のある言葉ばかりだがそれも新を奮い立たせるためだからこその面も存在するか…。千早の持つ「スノー丸」を見つけた時の声というかテンションの切り替わりも油断するとちょっと驚く。
 クイーン独特の手に意図が付いたかのような札の取り方もスローモーションを使って再現をしていたがやっぱりあの手の動きを撮影で完全再現するというのは難しいところになってくるんだろうな。早ければ早いほど再現が困難になっているように感じた。

 優征・奏・勉に関して言えば上の句よりも描写は少なかった。ちゃんと大切なところでは言葉を出していたが全体的に物量としてのシーンは減ってしまったかなと。もう少し映画としては掘り下げするところが欲しかったように感じるところではある。でも個人戦で負けた後ゆるキャラと戯れる優征のシーンはなんだかんだで哀愁が漂っていてよかった。

 千早と優征・奏・勉との絆。千早と新との絆、千早と太一の絆。さまざまな絆が再び確かめられる物語。誰かを大切にするからこそ揺れることになる気持ち。それが主題として最初から最後まで押し出された作品であったと感じるところだ。だからこそ上の句の試合の緊張感がスキだった自分としてはもう少し試合の緊張感が欲しかったかなと思う所。

 元々菅家うてぇんだったから致し方ないところではあるがラストのイメージ映像はなくてもよかったかなぁ。こうなることを示唆夢を出すってことはいいのだけれども元々先があることを知るっているとまた違った目で見えてしまう。

 実写作品として映画に収めておくには時間が足りなかったところもあるかもしれないがカルタをどう表現するのかということや物語そのものはコンパクトにまとめていたと思うし見やすい作品になっていたと思う。 続編がどうなるのかは分からないけれどもこの製作チームで行くのであれちゃんと今作のハードルはきっちり超えてくれそうだと思う。
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