映画 アイアムアヒーロー 感想!

ZQNヒーロー

未確認で進行形

 ということで実写映画「アイアムアヒーロー」見に行ってきました。パニックムービーを見にいったのは久々な感じがするしこの作品にアニメ化しておらず知らないままでの鑑賞。なぜかというと表紙で毛嫌いしてしまっていた感は強くそれを実写ならば分け隔てなく見に行くことができるんじゃないかなと思った。やっぱりそういった食わず嫌いや毛嫌いは自分自身の探知能力を狭めているだけだなと改めて思ったり。

 この作品はまだアニメ化していないけれども映画の内容だけで行けば十分アニメ化もいけそうではある。やはり絵柄の問題は出てくるだろうけれどもそこは上手くやれることは十分にできるだろうし、東宝やエイベが筆頭として関わっていてアニメ化しないままってのもおかしいかなと。
 そんな東宝が関わっているからかZQNが未確認で進行形だからか劇中に「未確認で進行形」がアニメで登場していて驚いた。しかも東テレでアニメやっているから大丈夫ネタのシーンで登場していたし。真白のシーンで特番は一端も狙われたから?

 ゾンビものではなくゾンビから派生したZQNものと言ったほうがこの作品らしいかな?ZQNは人を食べて感染者を増やすけれども喋る・噛まれても一概に発症するとも限らない場合がある。可笑しな行動をする奇行種型のZQNもいるとゾンビ基本型からちょっと離れたタイプにはなっているかな。

 本作はR15になっている。原因は主にグロテクス表現。10~20体ぐらいの頭が吹き飛ぶし、奇行種の行動によって身体が変化した奴はいるし感染したことによって体が大幅な変貌を遂げる奴もいるしで多種多様なグロテスク表現を見ることができる作品となっている。この手の作品に成れていないと見た後に割と食欲減退します。

 日常から非日常への変化、狂気にのまれていく人間たち、狂気を作っていく者たちそして狂気にのまれた後というこの変化の鮮明さは映画だからこそより強く見えるところでもあるのだろう。まだ町が完全に飲み込まれていない時の逃走劇というのは緊張感があってスキ。横から後ろからはたまた前かZQNがやってくるというのもそこだからこそ出せないものであろう。

 臨場感を出すためとはいえ高速道路やアウトレットモールは国外での撮影(一部ZQNも分かりやすい)なのでそこがやはりネックにはなったかなと。分かりやすく海外って感じではあったのでこのあたりにより分かり難いような小細工があると個人的にはよかったかなと思うところではある。

 一介の漫画家しかも売れていない英雄がZQNパンデミックを経験することによって誰かを守りたいという欲求が生まれてZQN相手にその子の為だけのヒーローになる物語がこの作品の作品タイトルと核の一つになっていると思う。英雄がある種ZQN相手のヒーローつまりはZQNヒーローなのであるともいえる。この状況がなかったらそれこそ英雄は閉じこもっていたままだっただろうし、また崩壊した世界で懸命に生き延びている人間の大半が元ニートやひきこもりもしくはうだつの上がらない人々だったりするのは英雄だけではなくて誰しもがヒーローになれることを表しているようにも感じられるところだ。

映画としてのラスボスが走り高跳びDQNだったのは意外なところではあった。でもあれだけのことをやっていたのだから危険因子としてモールで英雄たちがやってくる前に排除しておくべき存在だったんだよな。この走り高跳びDQNは。ラストの地下通路におけるサンドアタック攻防戦は英雄の良さを堪能するためにあるように感じるところではある。そこでようやく主人公が主人公になったのかなと。 英雄はパンフ見ると原作と実写が神がかった感じで似ている感じがある。これがよりアイアム英雄をつよくしているのかも?
 
 終わり方からしてもそのまま続編を制作することが出来そうな感じだしアニメもすることができそうな作品ではあったかなと思う。体制があれば十分パニックムービとして楽しめるかな?冴えない成り上がりの側面は少ないかもしれないが誰かを守りたいその気持ちを強くするための作品ではあったかなと。
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