昭和元禄落語心中 6話 「八雲と助六編 其の五」 感想!

自身であり他者であり

自分自身

 八雲と助六この両者の大きな違いというか今までどうして助六が先に一歩前を歩いていたのかはっきりした回であるように感じる。八雲がようやくこれに気付き受け止めた。そういった意味ではようやく2人は対等にも八雲が一歩前にやって来たとも考えられるところではあるかなと。

 助六は自分自身の落語を持っている。弥助はそれを今まで持ってはいなかった。得意分野というか自分の武装ではなくて他者の武装で今まで戦っていた。想いもまた助六は笑わせたいという強い思いがあったからというきっちりとした部分が強く出ていたからこそ先にふみ出ることが出来た。この小さくて大きな違いが両者の落語関係を離していたように思う。

 並び始めた関係は両者間の最後のフックとなっていくのだろうか? 八雲にはみよ吉という一人がいて、助六には多数がいるこうしてみるとここまで違った両者が今もなお膝枕をする中ってのは不思議なところでもあるのかも。お互いに溶けあっているのかな。

 次回 「八雲と助六編 其の六」
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