ハルチカ~ハルタとチカは青春する~ 5話 「エレファンツ・ブレス」 感想!

幻成る記憶

幻の色

 一つの作品にいろいろなものを詰め込む。というのは楽しさもある反面難しさもある。物語が乱雑になったり玉手箱がゆえに一つのものが見えにくくなったり一つ一つの輝きが失ってしまう可能性さえ十分にある。幻に夢を見るようにこの作品はふわふわしているがっちりとした核を持たせてそれに取り巻いていたほうがよい部分が多いかな?

 おもちゃ箱であり宝箱。人は其処から様々なものを学ぶ。だからこそ今回のような展開があっても十分に不思議ではないしやってもいいとは思うけれどもこの作品を構成する要素としてはいろいろと入れ込み過ぎなところに何か別のものまで来てしまったかのような感じではある。それならば音を絡めた事件をより多く使ってもよかったともうけれどもなぁ…。

 さまざまな主題が合ってそれを一挙にすべてとろうとしているなのに対して舞台には主題以上にスポットライトが当たっていないからこそ妙な不安定感を感じてしまうのかもしれない。

 次回 「スプリングラフィ」
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