劇場版 モーレツ宇宙海賊 ABYSS OF HYPERSPACE -亜空の深淵- 感想!

まだ見たことのないものを見るために

劇場版モーパイ

 ということで「劇場版 モーレツ宇宙海賊 ABYSS OF HYPERSPACE -亜空の深淵-」を見に行ってきました。TVシリーズからは2年振り、TVアニメ化発表されてからは4年目となるモーレル宇宙海賊。劇場版の公開予定が発表されたときは14年冬という表記だっただけに上半期の冬に公開されて一安心? 
 今回の劇場版はそのままTVシリーズの続きという形でありTVシリーズのおさらいも存在しないのでTVシリーズから・原作から追いかけているファン向けの作品ではありました。

 主要スタッフもTVシリーズからほぼ続投という形を取っているだけにある種久々に見るモーパイという感じではありましたね。すんなりと物語に入っていくこともできましたし、なんだかんだ言って「猛烈宇宙交響曲・第七楽章「無限の愛」」を聞くとモーレツ海賊団が始まったんだなと強く思えたり。

 物語は劇場版からのキャラクターである無限彼方が主役。というか物語自体茉莉香からこの劇場版を見るのではなくて彼方からTVシリーズを経て成長した面々を見るという感じだったと思う。茉莉香から視点に立つのではなくてあくまで彼方視点から物語全体を見ているように演出されていたと思うし、だからこそ茉莉香が中心となってヨット部を動かすのではなくてヨット部が自分たちから動くという違いが一番印象に残るTVシリーズと劇場版の違いだったように思うところ。

 TVシリーズと少し違うなと感じたところはもう少しあってTVシリーズではあまり描写されることのなかった敵サイドつまりは茉莉香たちの対戦相手の描写が少しTVシリーズよりも多かったように思える。まあ深いところまで描写されるのではないのである意味劇場版用のスパイスとしての描写のされ方ではあったように思う。

 ちゃんと茉莉香やチアキの見せ場はあるけれどもそこまで主役・主役していなかったのは少々意外なところだったし、個人的にはもう少し主役をやっていてもよかったようには思う。この2人の成長はある程度TVシリーズで描き切ったからこその描写の張り方ではあるのかも。2人ともリーダーをしているけれども引っ張るだけではなくてみんなを支えている描写が多かったように思う。特に茉莉香は佳奈多関連でそういった感じを多く見せていたように思うところ。
 
 ヨット部の面々の描写もしっかりある以上にもう完全に海賊ヨット部と化していたようには思える。企業連合体に対して弁天丸の力を借りたとはいえハッキング対策から敵特定に至るまで大部分の作業をこなして事件解決に一役買っているしやはり海賊として独立してもいいんじゃないかと思えるほど。 TVシリーズで3年生だった面々は引退しつつも結局のところヨット部に関わってしまうのはこの手の作品の一番のあるあるしていてよかった。 新入部員が少なくなっていることを嘆いていたけれどもこれからシリーズが続くとしたらより多くの新入部員が入ってくることはあるのだろうか。気になったからいつかその辺り映像で見てみたいなぁ。

 個人的にキャラクターで一番驚いたのがグリュンヒルデの描写の多さかな?彼方関連でTVシリーズを通しての彼女の気持ちの変わり方だけではなくどのように彼女は一人の人間として成長したのか見せられていたのが印象的。まさかここまで準主役するとは思っていなかったので意外だった。TVシリーズではそこまで出番が多いわけではなかったですしある種成長を一番分かりやすい形で魅せることが出来るキャラクターだからこその抜擢でもあるのでしょうね。

 彼方と無限博士そしてスカーレットは劇場版オリジナルのキャラクター 無限博士とスカーレットに関してはそれほど描写は多くない。けれども描写されている部分を鑑みるとスカーレットも無限博士が見せたかったものを見たかったからこそ彼方とは別の彼方形で亜空の底を目指したのでしょうね。それこそ博士が彼方に贈り物をしていなかったら彼女は一人でも亜空の底を目指したのかもしれない。
 彼方は劇場版における視聴者視点のキャラでありつつ主人公であるかな? 茉莉香と出会ったことによって徐々に変わっていく彼方はある種茉莉香たちが成長したからこそのキャラクターであるようにも思える。最後は行方不明になってしまったけれどもやりたいこと自分が選択した道を見つけたから博士と同じ道をたどったと思ってもいいのかもしれない。

 劇場版らしくTVシリーズの茉莉香側のメンバーはほぼ登場。弁天丸構成員はもはや説明不要だなと。いろいろと描写というか衣装が変わったことによってシュニッツァーの印象が少し柔らかくなった気がする。 描写はされなかったけれども加藤家襲撃事件時の梨理香さんのバトルをぜひとも見て見たかったりする。一人で敵を殺さずにどう切り抜けてテータイムまで行ったのか非常に気になるところだったり。喫茶店ランプ館のこれからも少し気になるなぁ。

 まさにファンの為の劇場版だったかな? もう少し茉莉香たちの活躍を個人的には見たかったけれども、考えてみればもはやいろいろな題材で話を作ることが出来るように思うしこれからもモーレツ海賊団の活躍を見ることが出来ることを期待したいところではありますね。
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